面談工数を大幅削減!AI活用で人事面談の質と効率を両立

警備部 佐藤様
ALSOK東京株式会社は、主に東京都内における常駐警備を専門に展開する企業です。
リテンションマネジメントに取り組む中で、特に人事面談の議事録作成に課題感を持ってHR pentestの導入を推進された、警備部の佐藤さんにお話を伺いました。
膨大な数の個人面談に伴う業務負担

—— 導入の背景について教えてください
佐藤さん:当社では、全社員を対象に上期・下期で個別面談を実施しているのですが、2つの課題を抱えておりまして。
まず大きな課題として、約1,000名の社員との面談を行う担当者の業務負担があります。そしてもう1つの課題は、面談で得た情報を資料としてまとめているものの、分析や組織改善に活かしきれていない点です。
これらの課題を解決できればと思い、HR pentestの導入を推進させていただきました。
—— 面談の中で特に負担となっているものは何ですか?
佐藤さん:やはり、面談を実施した後の工程ですね。
面談中はメモを取りながら進行するのですが、限られた時間ですのでキーワード的なものを羅列することが多いんです。ただ、後からメモを見返すと「なぜこの回答になったんだっけ?」となってしまうこともありまして。
他の業務が立て込んで面談から時間が経ってしまったり、私のように約300名の面談を担当するケースもあると、資料として清書する際にかなりの時間がかかるうえに、「実際の意見との乖離が生まれるかもしれない」という不安もあります。
AI議事録機能で業務効率を最適化

—— 導入間もないですが、使ってみた感想はいかがですか?
佐藤さん:実は、すでに効果を実感し始めております。今までは面談の議事録を作成する際に、担当者が話しながら面談者の声を文字起こしして、アナログ的な形で分析をしていました。
それがHR pentestなら、AI議事録機能で自動的に文字起こしされて、数値化した状態で分析される。録音するだけでデータが収集できますので、特に面談の工数削減という点でとても助かっております。
—— 文字起こしの精度はいかがでしたか?
佐藤さん:HR pentestの文字起こしの精度はかなり高いと思います。
過去に無料の文字起こしツールを利用したこともあったのですが、全く関係のない文言が記録されたり、読み返しても全く話が繋がらないことが多かった印象です。その点、HR pentestは修正するとしても漢字の間違いレベルでした。
あと、ただ音声を文字起こしするだけでなく、HR pentestは議事録のサマリーも作成してくれるのが凄いですね。例えば、10分の面談の中で重要な点を数行で要約してくれるので、上席や他の方へ報告する際にもありがたいです。
組織改善の好循環を促す体制へ
—— HR pentestの導入で特に期待する変化は何ですか?
佐藤さん:担当者の負担を減らしつつ、現場の声が組織改善に活かされる体制を維持することが、社員のモチベーションであったり、ひいては会社の付加価値にも繋がると思っておりますので、それを期待しているところです。
まだ導入直後ですので、これから本格的にいろいろ試しながら運用していきたいと思います。