議事録の質が変わると、施策の質も変わる!現場の声で人事施策に確かな根拠を

左から:総務部 石渡様、井出様
東電同窓電気株式会社は、電気に関わるあらゆる分野を手掛ける総合電気設備企業です。
リテンションマネジメントに取り組む中で、より有効な施策を模索するためHR pentestの導入を推進された、総務部の井出さん、石渡さんにお話を伺いました。
議事録作成とその後の活用への課題感

—— 導入の背景について教えてください
井出さん:弊社では、退職者面談や在職者面談を定期的に行っています。在職者面談は主に入社1〜5年目までの若年層の社員が対象です。
どの面談も2人体制で対応できれば1人が聞き手、もう1人が書記という形で役割分担できるんですが、どうしても圧迫感が出てしまうんですよね。そうなると相手は緊張してしまって、本音で話せなくなると思います。
でも1人体制だと、正確に面談の内容を記録できないことがまず課題の1つです。
—— 他にはどのような課題がありましたか?
井出さん:面談は実施しているものの、 その結果を分析して次のアクションに繋げられていない点も大きな課題でした。
今までは面談を実施しても、その結果を報告したらそれっきりということがほとんどで。本来なら、結果を分析してリテンションマネジメントに役立てるべきなんですが。
もちろん、これまでにリテンションマネジメントの施策は何度か講じてきました。ただし、それらが面談の結果に基づいているかと言うと不安が残りますので、その点は今後強化していきたいですね。
導入の決め手は面談特化×効率化

—— HR pentestの導入の決め手を教えてください
井出さん:HR pentestが面談に特化したツールだと思った点ですね。
やはり、面談の議事録を毎回作成するのって、すごく時間がかかるんです。それが短時間で成果物として出来上がって、分析のサポートもあるというのは魅力的でした。
—— デモを体験された感想はいかがでしたか?
井出さん:「こんなに簡単に議事録が作れるんだ!」と驚きましたね。アップロードした音声がすぐ反映されて、質問項目と回答ごとに自動で分類されるのはとても助かります。
自力で議事録を作ろうと思うと、どうしても記憶に頼って後から書いたり、簡潔にまとめることってあるじゃないですか。全てを記録するのは大変だし、長くなるとページ数がどんどん増えて見づらくなったり。
それが、HR pentestなら議事録が1ページで完結にまとめられていて、他の人に見せれば「ああ、なるほど!」とひと目で納得してもらえるのが良いですね。
本音を引き出し、先入観のない施策を
—— HR pentestに期待する効果について教えてください
井出さん:退職面談では離職に至ってしまう原因をしっかり記録して、その分析結果に基づいた対策を講じられる。そして在職者の面談では、離職の前兆を早期に察知したり、職場環境の改善に繋がる施策を効率的に講じられるようになることを期待しています。
面談の記録を振り返ろうと思うと、総務部と実際の現場は距離があるので、どうしても先入観みたいなものが生まれるんです。その点、リアルな本音を拾うことができれば、課題解決にストレートなアプローチができると思います。